デジタルインボイスへの対応を開始

2023年12月12日

ミライウェブ株式会社(宮城県仙台市、代表取締役:工藤魁)は2023年12月12日より、ペポルネットワークで送受信するデジタルインボイスへの対応を開始しました。弊社はこれまで請求書はPDF等の電子インボイスで発行を行なっていましたが、本年10月1日施行の消費税法の改正により、請求書の電磁的方法による授受(電子インボイス)が認められるようになったことを受けて、ペポルネットワークで送受信するデジタルインボイスにも対応を行えるように社内システムを整備しました。

デジタルインボイスとは、Peppol(ぺポル)をベースとした、「標準化され構造化された電子インボイス」であり、電子インボイスに記載された内容が自動で取り込まれるようになるため、これまで必要だった仕訳などの業務も自動化でき、仕訳の入力ミスや報酬の入金漏れなどのヒューマンエラーが防げるようになります。

またデジタルインボイスでは、電子インボイスに必要なデータ(事業者の登録番号など)がセットされています。電子インボイスを送付する際は、システム内で常に整合性がチェックされているため、データの正確性が担保されています。

当社の対応

バックオフィス業務の負担の増加が当社の成⻑の⾜かせにならないように、将来の成⻑を⾒据え処理すべき請求書の枚数が⼤幅に増えても効率的に処理することができる体制整備を、デジタルインボイスの活⽤を通じ電帳法への対応も含め、早めに実現しておくことが重要であると考えております。業務の効率化を図るための良い機会だと考え取り組んで参ります。

Peppol(ペポル)とは

Peppol(Pan European Public Procurement Online)とは、請求書(インボイス)などの電子文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「運用ルール」「ネットワーク」のグローバルな標準仕様であり、Open Peppol(ベルギーの国際的非営利組織)がその管理等を行っています。現在、欧州各国のみならず、オーストラリア、ニュージーランドやシンガポールなどの欧州域外の国も含め30か国以上で利用が進んでいます。

Peppolは、「4コーナーモデル」と呼ばれるアーキテクチャを採用しています。ユーザー(売り手(C1))は、自らのアクセスポイント(C2)を通じ、Peppolネットワークに接続し、買い手のアクセスポイント(C3)にインボイスデータを送信し、それが買い手(C4)に届くという仕組みです。Peppolユーザーは、アクセスポイントを経て、ネットワークに接続することで、Peppolネットワークに参加する全てのユーザーとデジタルインボイスをやり取りすることができます。この仕組みは、例えば、メーラー(アプリケーション)からインターネットプロバイダーを介して相手先に届くという電子メールの仕組みに似ています。

なお、わが国のデジタルインボイスの標準仕様である「JP PINT」は、売り手のアクセスポイント(C2)と買い手のアクセスポイント(C3)との間でやり取りされるデジタルインボイスの標準仕様です。現在、適格請求書(Peppol BIS Standard Invoice JP PINT Version 1.0) と、仕入明細書(JP BIS Self Billing Invoice Version 0.9)の標準仕様がOpen Peppolのウェブサイトにて公開されており、今後、必要な更新等が行われていくこととなります。

(デジタルインボイス推進協議会公式サイトより引用)

会社情報

ミライウェブ株式会社は「テクノロジーで未来を創造する」をミッションに、先端技術を活用して新しい価値を創出し、未来の社会をより良く形成していくための活動を進めております。

社名:ミライウェブ株式会社

所在地:宮城県仙台市青葉区中央4-8-17

代表者:工藤魁

設立:2019年5月

事業内容:Web制作、システム開発、ITコンサルティング事業

コーポレートサイトURL:https://www.miraiweb.co.jp/

サービスサイトURL:https://hp.miraiweb.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
お問い合わせURL:https://www.miraiweb.co.jp/contact/

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